高校将棋部 第48回総文祭(ぎふ総文)東京都大会 団体戦 準優勝
2024.06.11
ご報告が遅くなりましたが、5月3日・4日に行われました、第48回総文祭(ぎふ総文)将棋部門の東京都大会についてお伝えします。
準優勝した殊勲の3人。
団体戦参加者全員で。みんながんばりました。
3日の団体戦は、1組3人でチームを組み、全国屈指の激戦区である東京都の代表を目指して戦いを繰り広げました。今回は合計45チームが名乗りを上げる中、海城高校からは3チームが参加。3年前のわかやま総文、1年前のかごしま総文に続く東京都代表の座を目指します。予選を順調に勝ち進む海城チーム、3~4チームで行われる決勝トーナメントに海城から2チーム進出する夢も一瞬よぎりましたが、うち1チームはきわどく敗れ、決勝トーナメントに残ったのは海城の1チームと、他に早稲田・駒場東邦。予選の成績により準決勝をシードになった海城チームは、準決勝を勝ち上がった早稲田との東京都代表の座をかけた決勝戦に臨みます。…結果は1―2。惜しくも東京都代表の座を逃しました。
4日の個人戦は、前日の団体戦に参加した9人のうち6人が参加。健闘しましたが都代表には及びませんでした。
以上のように、団体戦・個人戦ともに、残念ながら代表の座は逃しましたが、後進が育って層の厚さを感じるには十分でした。普段から切磋琢磨する環境があるからこそでしょう。相対的に団体戦で力を発揮する傾向が世代を越えて続いているのも、必ずしも突出して強い人がいるわけではなく、お互いに影響を与えあって棋力を高めていくという海城将棋部に根づいた「文化」の反映と言えます。それを強味として、今後もがんばってほしいです。 (将棋部顧問)